Ver 6.1
概要
1．構文
【LEFT(テキスト,数)】
テキストの先頭の文字(複数の文字も可)を返します。
2．引数
【テキスト】
文字または数字を指定します。半角スペース・全角スペースはそれぞれ1文字としてカウントされます。半角・全角の区別はありません。
【数】(省略可能)
取り出す文字数を数値で指定します。引数のテキストの左端が1文字目になり、右に移動するほど数値が大きくなります。スペースも1文字とカウントされることに注意して下さい。省略した場合は、1文字目を指定したものとみなされます。負(マイナス)の数値を指定するとエラーになります。
3．戻り値
引数に指定したテキストの先頭(左端)から任意の文字数分を文字列で返します。引数の数に0を指定すると空白が返されます。引数のテキストより取り出す文字数が多くなってもエラーにはならず、文字列全てが返されます。
| 引数(テキスト) | 引数(数) | 戻り値 |
|---|---|---|
| AB | 0 | |
| AB | 1 | A |
| AB | 2 | AB |
| AB | 3 | AB |
使用例
=LEFT(A1,2)
セルA2に、文字列ABCの先頭から2文字分を表示する。
1．関数ウィザードを使用する場合
(1) セルA1に移動して下さい。
(2) セルA1に【ABC】と入力して下さい。
(3) 【Enter】キーを押して下さい。
(4) セルA2に移動して下さい。
(5) 【Ctrl】キーを押しながら【F2】キーを押して下さい。
関数ウィザードが開きます。
・(7)の時点での画像です。
(6) 検索入力欄に【left】と入力して下さい。
(7) 関数一覧から【LEFT】をクリックして下さい。
(8) 【次へ】をクリックして下さい。
・(12)の時点での画像です。
(9) テキスト入力欄をアクティブ(黒い縦線が点滅している状態)にして下さい。
(10) セルA1をクリックして下さい。
(11) 数入力欄をアクティブ(黒い縦線が点滅している状態)にして下さい。
(12) 【2】と入力して下さい。
(13) 【OK】をクリックして下さい。
(14) セルA2に、文字列ABCの先頭から2文字分が表示されます。
2．数式入力ボックスに直接入力する場合
(1) セルA1に移動して下さい。
(2) セルA1に【ABC】と入力して下さい。
(3) 【Enter】キーを押して下さい。
(4) セルA2に移動して下さい。
(5) 【Ctrl】キーを押しながら【Shift】キーと【F2】キーを押して下さい。
数式入力ボックスがアクティブ(黒い縦線が点滅している状態)になります。
(6) 【=left(】と入力して下さい。
(7) セルA1をクリックして下さい。
(8) 【,2)】と入力して下さい。
(9) 【Enter】キーを押して下さい。
(10) セルA2に、文字列ABCの先頭から2文字分が表示されます。
