【初心者向け】RANK.AVG 関数の解説 (LibreOffice Calc)

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Ver 6.3

RANK.AVG 関数とは

各測定値内での順位を返す関数です。
同順位の値が複数ある場合、各値に対応する順位の平均値を返します。

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使用例

=RANK.AVG(B2,B2:B6,0)

降順で並べ替えた3の順位の平均値である『2』を返します。

使用例

同順位の値が複数ある場合は・・・

使用例の戻り値が、なぜ『2』を返すかがわからない・・・
という方は、次の計算の流れをイメージすることをオススメします。

1
重複しない順位を付ける。

同順位の値が複数ある場合は

数値が入力されたセルのみが対象であることを忘れないように注意しましょう。

2
同順位の値に付けられた順位をすべて足し、同順位の値の個数で割る。

同順位の値が複数ある場合は2

『3』に付けられている順位は、1位~3位。
『3』の個数は、3つ。

順位の平均値は・・・
(1位 + 2位 + 3位) ÷ 3個 = 2位。

つまり、『2』を戻り値として返します。

設定する項目

【値】

数値を入力します。

【データ】内に存在しない【値】を入力しても、順位を返す場合がありますが・・・
初心者の方は、【データ】内に存在しない【値】を入力しないことを強くオススメします。

値

【データ】

セル範囲を入力します。

データ

【タイプ】

『0』または、『0』以外の数値を入力します。

『0』を入力すると・・・
降順(大 → 小)で順位を付けます。

『0』以外の数値を入力すると・・・
昇順(小 → 大)で順位を付けます。

タイプ

省略した場合は、『0』を入力したものとみなされます。

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