【初心者向け】EDATE 関数の解説 (LibreOffice Calc)

Calc

Ver 6.3

EDATE 関数とは

開始日から起算して指定された月数だけ前または後の日付に対応するシリアル値を返す関数です。

関連する記事

使用例

=EDATE(B2,1)

『2020年8月31日』の1ヶ月後の日付である『2020年9月30日』を返します。
しかし、セルC2の表示形式では具体的な日付がわかりません。

使用例

セルC2の書式コードに【yyyy.mm.dd】と入力すると・・・
『2020年9月30日』が返されていることがわかります。

使用例2

『末日』を返す関数ではない

EDATE 関数で次の2つの条件が成立する場合に、戻り値は『末日』を返します。

  • 【開始日】の『日』に、29 ~ 31を設定している。
  • 戻り値として返される『日』が存在しない。

例えば、『2020年9月31日』は存在しません。
【開始日】に『2020年8月30日』、『2020年8月31日』のどちらの日付を設定しても、1ヶ月後の日付は『2020年9月30日』を返します。

しかし、EDATE 関数は月末の日を返す関数ではありません。
そのため、『2020年9月30日』の1ヶ月後の日付は『2020年10月30日』を返します。

末日を返す関数ではない

設定する項目

【開始日】

日付を入力します。

開始日

【月】

数値を入力します。

正(プラス)の数値を入力すると・・・
入力した数値分だけ後の日付を返します。

負(マイナス)の数値を入力すると・・・
入力した数値分だけ前の日付を返します。

0を入力すると・・・
【開始日】に入力した日付を返します。

月

小数を入力した場合は、小数部分が切り捨てられ整数に変換されます。

タイトルとURLをコピーしました