OR 関数 (LibreOffice Calc)

Ver 6.1

概要

1.構文

【OR(論理値1,・・・,論理値255)】
いずれかの引数がTRUEのとき、TRUEを返します。

2.引数

【論理値1】
条件式を指定します。

【論理値2】(省略可能)
条件式を指定します。論理値2~論理値255は省略可能です。

引数(論理値) 備考
A1<B1 セルA1の値がセルB1の値未満
A1>B1 セルA1の値がセルB1の値を超える
A1=B1 セルA1の値がセルB1の値と等しい
A1<>B1 セルA1の値とセルB1の値が異なる
A1<=B1 セルA1の値がセルB1の値以下
A1>=B1 セルA1の値がセルB1の値以上
3.戻り値

論理値TRUEまたはFALSEを返します。引数の論理値1つ以上がTRUE(条件が成立する)である場合にTRUEを返します。

使用例

=OR(A1="Beef",A1="Fish")

function_or

セルA2に、文字列BeefまたはFishが入力されているかを表示する。

1.関数ウィザードを使用する場合

(1) セルA1に移動して下さい。

(2) セルA1に【Fish】と入力して下さい。

(3) 【Enter】キーを押して下さい。

(4) セルA2に移動して下さい。

(5) 【Ctrl】キーを押しながら【F2】キーを押して下さい。
関数ウィザードが開きます。

function_or1

・(7)の時点での画像です。

(6) 検索入力欄に【or】と入力して下さい。

(7) 関数一覧から【OR】をクリックして下さい。

(8) 【次へ】をクリックして下さい。

function_or2

・(16)の時点での画像です。

(9) 論理値1入力欄をアクティブ(黒い縦線が点滅している状態)にして下さい。

(10) セルA1をクリックして下さい。

(11) 【→】キーを1回押して下さい。
論理値1入力欄の青い塗りつぶしが解除されます。

(12) 【=”Beef”】と入力して下さい。

(13) 論理値2入力欄をアクティブ(黒い縦線が点滅している状態)にして下さい。

(14) セルA1をクリックして下さい。

(15) 【→】キーを1回押して下さい。
論理値2の青い塗りつぶしが解除されます。

(16) 【=”Fish”】と入力して下さい。

(17) 【OK】をクリックして下さい。

function_or

(18) セルA2に、文字列BeefまたはFishが入力されているかが表示されます。

2.数式入力ボックスに直接入力する場合

(1) セルA1に移動して下さい。

(2) セルA1に【Fish】と入力して下さい。

(3) 【Enter】キーを押して下さい。

(4) セルA2に移動して下さい。

(5) 【Ctrl】キーを押しながら【Shift】キーと【F2】キーを押して下さい。
数式入力ボックスがアクティブ(黒い縦線が点滅している状態)になります。

(6) 【=or(】と入力して下さい。

(7) セルA1をクリックして下さい。

(8) 【=”Beef”,】と入力して下さい。

(9) セルA1をクリックして下さい。

(10) 【=”Fish”)】と入力して下さい。

(11) 【Enter】キーを押して下さい。

function_or

(12) セルA2に、文字列BeefまたはFishが入力されているかが表示されます。

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