【初心者向け】RANK.EQ 関数の解説 (LibreOffice Calc)

Calc

Ver 6.3

RANK.EQ 関数とは

各測定値内での順位を返す関数です。
同順位の値が複数ある場合、各値に対応する最高の順位を返します。

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使用例

=RANK.EQ(B6,B2:B6,0)

セルB6の値は降順で並べ替えると5番目に大きいため、『5』を返します。

使用例
同順位の値が複数ある場合は・・・

使用例のセルB6は3番目に大きい値です。
しかし、戻り値は『3』ではなく『5』を返しています。

なぜ、戻り値が『5』を返したのかがわからない・・・
という方は、

RANK.EQ 関数は重複する順位を付けない
とイメージすることをオススメします。

同順位の値が複数ある場合は

数値が入力されたセルのみが対象であることを忘れないように注意しましょう。

【データ】に存在しない【値】を入力すると・・・

次の2つの条件が成立する場合は、エラーにならずに順位を返します。

  • 【データ】の範囲内の【値】であること
  • 【タイプ】が『降順』であること
データに存在しない値を入力すると

【データ】の範囲内の【値】であることとは、
【データ】内の最小値 <= 【値】 <= 【データ】内の最大値
の範囲内の数値であることです。

【タイプ】が『昇順』である場合は、『-1』を返します。

データに存在しない値を入力すると

順位を返したとしても、【データ】内に存在するとは限らないことを覚えておきましょう。

設定する項目

数値を入力します。

【データ】内に存在しない【値】を入力しても、順位を返す場合があることを覚えておきましょう。

値

データ

セル範囲を入力します。

データ

タイプ

『0』または、『0』以外の数値を入力します。

『0』を入力すると・・・
降順(大 → 小)で順位を付けます。

『0』以外の数値を入力すると・・・
昇順(小 → 大)で順位を付けます。

タイプ

省略した場合は、『0』を入力したものとみなされます。

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