Ver 6.3
『0』で割ることを禁止している理由とは
実数には存在しない数値を求めることになるためです。
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『0』で割るとは・・・
分母に『0』を設定することです。
分母に『0』を設定すると、下図のようなエラーが表示されます。
『0』を分母に設定できないのは・・・
A ÷ B = C
という計算式が成立する場合、
A = B × C
という計算式も成立します。
では、分子・分母を下記の通りに設定して計算すると・・・
分子 → 0以外の数値
分母 → 0
A = B ×C
1 = 0 × C
『0』にある数をかけると、『1』になる数値を求めることになります。
『0』にどんな数をかけても『1』にはならないため、計算式が成立しません。
これが、『0』で割ることを禁止している理由です。
ちなみに、分母と分子の両方に『0』を設定した場合もエラーになります。